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本企画では、bridgeメンバーが持つ専門性やルーツを掘り下げるとともに、現在進行中のプロジェクトや未来のビジョンを紹介します。今回は、2025年4月にbridgeに入社し、新たな風を吹き込むプロジェクトデザイナー、守屋日南子をご紹介。これまでのユニークなキャリアと、bridgeへの熱い想いに迫ります。
2020年より、カスタマーサポートおよびカスタマーサクセスとしてキャリアをスタート。その後、2022年にAI技術に強みを持つスタートアップにジョイン。情報収集・共有サービスのカスタマーサクセスとして、新規事業部署や企画部門の情報収集活動やデスクトップリサーチを支援。AIを活用した効率的な情報収集と、そこから得られた情報を企画や着想に繋げる支援を行う中で、新規事業の立ち上げに関心を持つようになる。2025年4月より、プロジェクトデザイナーとしてbridgeにジョイン。趣味はイラストを描くこと、曲を作ること、1人旅。
ーーbridgeと出会うまでの経緯を教えてください。
社会人一年目は、SaaS企業で中小企業向けの報告書作成ツールを販売する会社に入社し、カスタマーサポートを担当しました。当初は、顧客からの問い合わせにメールや電話で回答する業務を行っていましたが、その後チームとして、顧客に対して能動的に支援を行うカスタマーサクセス組織の立ち上げに関与しました。
カスタマーサクセスの業務は幅広く、顧客がツールを使いやすくするためのコンテンツ提供やメルマガ配信、顧客の利用状況やデータの分析、営業的なアプローチ、課題に伴走するコンサルティングなど多岐に渡りました。その中で、顧客に入り込み、顧客の声を聴きながら一緒にプロジェクトを進めていくことにやりがいを感じ、社会人三年目のタイミングで、よりお客さまの課題に深く入り込むスキルを磨くため、転職を決意しました。
転職先は、情報収集サービスを提供するスタートアップでした。その中で経験した業務から、新規事業領域への関心を高め、bridgeへのジョインを決意しました。
ーースタートアップでは、具体的にどのような業務を行っていましたか?
新規事業や研究企画、企画系の部署の顧客に対して、市場調査などの情報収集支援を行いました。また、新規事業のアイデア作成のための市場情報の収集方法のレクチャー、情報共有の活性化した組織づくり支援、市場調査、企画力向上のためのワークショップなども担当していました。
密なコミュニケーションを求められるシーンも多く、定期的なミーティングを重ねながら、それぞれのお客さまのニーズに合わせて支援内容をカスタマイズしていました。
そういった支援活動の中で、ツールの活用を促すだけでなく、その先の成功状態をお客さまの立場に立って考え、お客さまと一緒に課題解決に向けたアクションを検討していく力が身についたと思っています。
ーーbridgeに参画するきっかけは何だったのでしょうか?
SaaSベンダーという立場上、プロダクトに関する支援に限定される部分にもどかしさを感じていたんです。プロダクトを介してではなくて、もう一歩踏み込んで、お客さんの解像度を上げたり、一緒に新規事業を立ち上げていくところの支援にチャレンジしてみたいと思うようになり、転職をすることにしました。
「新規事業支援会社」「新規事業コンサル」といったキーワードで探す中でbridgeに出会いました。bridgeの特徴としては、ギルド型という組織体制をとっており、現役の起業家や研究者の方々が、プロジェクトの特性に応じてチームを組んでいるという点があります。
多種多様なバックグラウンドを持ち、イノベーションに取り組む方々とともに、お客さまのご支援に入ることで、視野が広がるのではないか?という期待がありました。
また、代表の大長やメンバーと会話する中で、bridgeの自由さや雰囲気の良さも感じることができ、ジョインを決めました。
ーーbridgeの特徴や強みは何だと思いますか?
「お客様に寄り添う姿勢」が大きな特徴であり、強みになっていると感じています。
実際、お客様からも「新規事業の取り組みを作っていくのに、最初はすごく不安なことも多い中で、フレームワークで正解はこうだと押し付けてくるのではなく、一緒に寄り添って伴走してくれる姿勢がすごくいいなと思いました」という言葉をいただきました。
また、bridgeメンバーの皆さんが事業立ち上げの修羅場を経験しているからこそ、お客様の状況を深く理解し、的確にアドバイスをしてサポートできるのも強みです。
ーー現在のお仕事内容と、今後の展望を聞かせてください。
現在は、代表の大長のアシスタントとして、新規事業のアイデア出しや絞り込み、事務局支援などに携わっています。
最近では「生成AIで新規事業はどう変わる?AIの基本知識と活用例」というテーマでセミナーを開催し、多くの方にご参加いただきました。AIの基本を初心者向けに解説し、新規事業におけるAI活用のアイデアを実例を交えながら活用事例を紹介しました。
AIは、お客様の関心が高いものの、まだまだ手探り状態の方も多い領域です。
前職でのAI関連の知識やスキルをお客様への提案に活かしつつ、これからは、自分なりの「プロジェクトデザイナーとしてのあり方」を探求していきたいなと思っています。
また、社会のトレンド分析や自社の強みを活かした新規事業の創出に魅力を感じています。新しいものが生まれる瞬間や、お客様が自社の強みに誇りを持っている姿を見ることは、私にとって大きな喜びです。私も同じ目線で課題に向き合い、一緒に悩み、一緒に伴走していく中で、そのような場面をたくさん経験していきたいです!