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チームが「気づく」こと、その1点に支援を集中する。

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今日の組織が直面している問題は、複雑、多様かつ不確実です。そのため解決に必要な知識や技術、手順が明らかではありません。過去の延長線上にあり、解き方のわかっている問題であれば、専門家や熟練者が問題解決に導くことができます。でも、従来のパターンが通用しない、解き方がわからない問題に取り組むためには、コンサルタントをはじめとする外部者がいくら外から問題を診断、分析したところで、問題の本質をつかみ、チームの共感を得、解決のアクションをおこす(おこさせる)のは本当に至難の技です。

また、仮に外部者からいくら優れた解決策が提案されたとしても、クライアント自身の問題の捉え方が違ったり、改善のために組織、業界の秩序に変化を求められる場合などは、往々にして「状況はよくわかった、でも・・・」という風に思考が停止し、これ以上前に進むことができなくなります。だからこそ、創造的な問題解決を要する時には、その組織自らが主体的に学習し、ものの見方、問題の捉え方を変えて、解決策を探索して行く他に成果は得れません。そしてその時、コンサルタントの役割は、分析でも提案でもなく、チームが「なるほど」、「そういうことか」と気づくこと1点に集中することだと思います。わたし個人の過去の経験値としても、外部パートナーとして導き出した95点の解答より、内部チームの一員としてひねり出した60点の解答の方が泥臭くも、物語があり、次の1手、アクションに、そして成果つながっているように思います。

bridgeも、そのような支援を目指したいと思います。

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