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新規事業開発における「個」の能力開発にフォーカス。実践でスキル獲得を目指すbridgeの人材育成支援

新規事業開発における「個」の能力開発にフォーカス。実践でスキル獲得を目指すbridgeの人材育成支援

企業の中の新規事業を創る。bridgeではそのための支援内容として3つのソリューション、「事業開発」「人材育成」「組織変革」を提案しています。

その中で、今回焦点を当ててお伝えするテーマが「人材育成」です。

世の中の情報やデータの流通量、テクノロジーの発達によって、新規事業を成功させるための手法やツールは私たちにとって身近なものとなりました。ところが、社内で継続的に反復し、組織知へと変えるような活動に落とし込めている企業は多くありません。

bridgeの人材育成では、コンテンツを座学やワークショップで学ぶだけでなく、自社の実テーマを通して、実践とセットで学習し、スキルを獲得してもらうことに特徴を持たせています。

今回はプロトタイピングの専門家として活動する三冨 敬太に、bridgeの人材育成の特徴についてインタビューをしました。新規事業開発の再現性を高めるために欠かせない、人材の育て方について語っていただきます。

なぜ新規事業開発に「人材育成」が必要なのか?

──bridgeでは新規事業開発のソリューションとして、クライアントに対する「人材育成」を提案しています。その背景からまず教えてもらえますか?

私たちは以前、企業における「新規事業が生まれる組織・仕組みづくりの構築状況」を明らかにする目的でアンケート調査を実施しました。

調査結果によると、「自社の新規事業開発が成功していると思う」と回答した企業は31.4%と、約3割であることがわかりました。bridgeではこのパーセンテージを上げるための1つの施策として、自走化というキーワードに注目しています。

──自走化、というのは?

まだはっきりと定義できていませんが、要素としては、企業の新規事業の取り組みを一過性にせず、社内のメンバーが多様な角度から反復して取り組める、継続的な活動だと大枠の中では捉えています。

そのためには、社内のアクセラレータープログラムの事務局運営代行や専門家としてアドバイスだけに終始するようなサービスでは十分とは言えません。そうではなく、社内に「組織知」がたまっていくようなソリューション提供が必要なのではと考えました。

bridgeでは「新規事業を創る人と組織への変革に伴走する」をスローガンに、私たちが持つさまざまな知識やスキルを共有し、実践で使えるスキルをお客様が獲得できるような仕組みを提案しています。

主力事業と成り得る事業(果実)を得るために、木の幹(人材)にフォーカスする。これが私たちの人材育成ソリューションの狙いです。

bridgeが共有する0→1で事業を生み出すために必要な「8つのスキル」

──bridgeの提案する「人材育成ソリューション」について詳しく教えてください。

もっとも大切にしているのは、リーンスタートアップの考え方を取り入れた「小さく試して素早く学習する」ための手法です。

新規事業開発には、機会の探索から始まり、事業仮説検証→プロトタイピング→実証実験→事業化といった基本的な手順があります。

これらを実行する上で、下記に記したいくつかのスキルを身につけることが、成功確率を高める上では不可欠です。

bridgeでは座学やワークショップに加え、実際のプロジェクト内でもスキルを学べるような仕掛けを用意しています。これにより、現場で使える経験にもとづいた実践知に落とし込むことができるわけです。

特に、ボトムアップで新規事業を盛り上げているプロジェクトの場合、参画メンバーの熱量が成否を分ける重要な要素となります。

その際、個々のスキルが高ければ高いほど成功率は高まり、モチベーションの維持・向上にも貢献すると考えています。

多角的な視点でプロトタイピングを捉える、専門家ならではの支援方法が強み

引用:【完全解説】プロトタイピングを理解するための3つの視点〜開発プロセス、分類、役割〜

──ここからは三冨さんが専門とするプロトタイピングについてお聞きしたいと思います。まずはその重要性から教えてもらえますか?

事業アイデアを企画書の中で作り込んでしまうと、後戻りが難しくなる。それを防ぐためにまずは小さく作り、試すことが重要になるわけです。

上記は私自身がプロトタイピングを研究する中で体系化した、開発プロセスと分類を表した図になります。詳細は引用元の記事を参照していただけたらと思いますが、ここでお伝えしたいのは、開発プロセスの段階ごとに作るべきプロトタイプが違うということです。

bridgeではその点にも留意しながら、まずは座学による知識提供のあと、実テーマを用いながら各メンバーに手を動かしてもらっています。まったくゼロの状態からではどこから手をつければ良いのか迷ってしまいますので、私たちでいくつかのそテンプレートも用意しています。

プロトタイピングを進めていくうちに、もしも行き詰った場合には、私たちから問いを投げかけて思考の整理やひらめきを促進する手助けをします。時には具体的な提案を交えるものの、基本的にbridgeは伴走者としてのスタンスを守る。これが普段私たちが心掛けていることです。

 

──bridgeではこの段階でのプロトタイピングに携わることが多い、という傾向などはありますか?

機会探索を終え、初期の開発プロセスで支援をすることが現状は多いですね。アイデア創出の場面に適したフレームワークもあるので、お客様の向かう方向性に合わせて適宜ご提案をしています。

また、初期はアイデアの数を出すことも重要です。そのためには場の設計も大きな要因になりますので、できるだけオフラインの場を用意して物理的にアイデアが出やすい環境を作る工夫もしています。

プロトタイピングの後半フェーズでは、β版のアプリやウェブサイトを作るシーンも出てくるでしょう。これだけを聞くと大変な印象もあるかもしれませんが、最近ではテクノロジーの進化によって誰でも簡単に高い完成度のものを作れるようになりました。

その中で、どうしてもデザイン面で不安が残る場合にはbridgeのデザイナーがヘルプに入るなど、途中で手が止まらないようなサポートも大切にしています。

個のスキルを磨くことで、新規事業が育つ「風土醸成」もセットで実現する

──最後に、人材育成ソリューションの導入事例を教えてください。

過去の活動実績は、bridgeのWebサイト内で公開しています。人材育成ソリューションについては、下記3本の記事をご覧いただければと思います。

Canon:「プロトタイピング」の文化を社内で醸成

SFプロトタイピングで描くリコーの社会インフラ事業

NTTデータイントラマート:プロトタイピング実践研修


プロトタイピングはスピード優先の活動のため、部門を横断した承認フローが求められる大企業の場合どうしても相性が悪くなるケースがあります。

見方を変えれば、大企業ならではの課題を踏まえた上で、0→1の新規事業開発に必要な「スキルの獲得」に取り組むことは、今後の事業開発において大きなアドバンテージになる可能性があるわけです。

新規事業そのものを生み出すだけでなく、事業が育つ組織風土の醸成もセットで検討している企業であれば、きっと力になれると考えています。お問合せをお待ちしています。

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取材協力:株式会社ソレナ

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