CASE STUDY

人材育成

静岡大学:学生が本気でビジネスプランを作成!チームで最終ピッチまで駆け抜けた1.5ヶ月

2023.08.02

bridgeは、国立大学法人静岡大学にて、2023年5月から1.5ヶ月間、「起業・ビジネス人材育成ゼミ(アイザワゼミ)」の講義とメンタリングを担当しました。去年の開催に引き続き、2回目の担当となります。

起業に関心がある、自分のアイデアを形にしたい、社会の課題に本気で取り組みたい大学生を対象に、各チームでのディスカッションを通じて、課題をビジネスにつなげる具体的なプランを作成しました。

本記事では、最終ピッチまでの様子と、学生へのインタビューをまとめます。

対面でオリエンテーションを実施

今回のゼミでは、静岡大学・常葉大学・浜松医科大学、アイザワ証券若手メンバーから合計26名参加申込があり、9チームを作成。

第1回目は、自己紹介、応募動機などを全体で共有しました。

アイデア創出とチームビルディングを行う合宿

合宿1日目は、仮説検証活動に関する講義とワークショップを実施。

bridgeの今井からは、「リーンキャンバスによる事業仮説構築」をテーマに、事業創造のためのフレームワークの使い⽅を解説。実際にビジネス仮説を構築し、検証計画を作成しました。

さらにbridgeの大長からは、「デザインリサーチと仮説検証」をテーマに、顧客インタビューや⾏動観察など、⼈間中⼼のリサーチ⼿法を検証していくプロセスについて講義しました。

合宿2日目は、グループワーク・アイデアのブラッシュアップを実施。デスクリサーチだけでなく、浜松駅に行ってヒヤリング活動を行いました。

講義とメンタリング

合宿後はアイデアの壁打ちを通じて、方向性や具体化のためのアクションを継続的にアドバイスしました。

bridgeの鬼海から「起業家の行動原則とマインドセット」の講義、大長から「プロトタイピングの考え方と手法」の講義を実施。

チームごとの活動状況の発表と、メンターからのフィードバックを行いました。

ゲスト審査員を前に最終ピッチ

プログラムの集大成として、全チームの事業プランピッチを実施。メンター陣、ゲスト審査員による審査/フィードバックを行いました。

服の無駄を減らし選択肢を与えるサービス、終活と生前整理のサービス、若者のリハビリ患者向けコミュニティ、大学生特化型クラウドソーシングサービスなど、ユニークで熱量のある事業計画が発表されました。事業化に向けたアドバイスを獲得し、最後はチーム代表者からの抱負を述べました。

参加した学生の感想

・増田さん(総合科学技術研究科/農学専攻/1年)

起業にずっと興味があり、今年アイザワゼミの活動を知って参加しました。
実はチームが一度解散してしまったのですが、意思疎通や一つの目標に向かって進むためのチームビルディングが課題であり学びになりました。皆さんの前で発表する機会をいただき、もっとアイデアを詰めてより良いものを作りたいという思いが強まりました。今はまだ事業案が完璧な状態ではないので、フィードバックいただいたことを参考にブラッシュアップしたいです。

・石井さん(人文社会科学部/経済学科/1年)

大学に入る前から、母親が自ら飲食店を経営しようとしている姿を見て、起業に興味を持ち、今回ゼミに参加しました。苦労するところも多かったですが、色々な人と関わって自分にはない考えを知ることができて良かったです。自分が大学1年生で知識も経験もない中、プレゼンを作ったり発表したりとゼミを通して成長することができました。今後は起業を目指すことはもちろん、ここで出会えた仲間を大切に、他のプロジェクトにも参加して幅広く学んでいきたいです。

・大巻さん(大学院/総合科学技術研究科/2年)

私は就職することが決まっていますが、学部生の頃はコロナが直撃した世代で、卒業前にもっと大学生らしいことをやってみたいと思い、今回ゼミに参加しました。とても楽しかったですし、後先考えずにチャレンジできた経験は貴重でした。新規性のあるアイデアを出すのが大変だったり、想いはあるけれどもビジネスにならない難しさも感じました。”新しいことをやる”という精神や行動力を、就職してからも生かしていきたいです。

・稲村さん(アイザワ証券 /ファイナンシャルサポート部)

学生さんとチームとして歩調を合わせることを大切にしていました。最終ピッチの2週間前まで別のテーマで進めていましたが、そこから切り替えてまとめました。会社の業務とは違う業界のテーマを扱ったので、新鮮味がありました。今回の経験を仕事にも生かしたいですし、自らのキャリアアップにも繋げていきたいです。

・柴田さん(大学院/総合科学技術研究科/工学専攻/2年)

去年の秋くらいに自分で発案した事業を進め始め、年明けから本格的に動き出し、続けて今回のゼミにも参加しました。実際にやってみて、チームで動くことが一番大変でした。良かった点は、自分ではない視点が入り、継続して課題に向き合った仲間からのフィードバックです。今後は学生での起業を目指しており、浜松でビジネスを成り立たせることが目標です!

・須貝さん(理学部/2年)

去年から個人事業主として活動していて、起業に興味があり、ゼミに参加しました。大学主催のゼミかつアイザワ証券がサポートしていたので、安心できたし同じ心意気の人が多くてやりやすかったです。実際に活動して、良いメンバーがたくさんいたので満足しています。ですがチームのマネジメントには苦労しました。社会人と学生の混合チームで、価値観のズレや意見の出し合い、コミュニケーションが難しかったです。今回ピッチしたことを実際に動き出そうとしていますし、プロの経営者の方とも関われて、とても貴重な体験ができました。

・小林さん(グローバル共創科学部/グローバル共創科学科/1年)

高校3年生の秋から起業に興味があり、今回ゼミに参加しました。リーダーとしての務めが難しく、自分の未熟な点を知るきっかけになり、まだまだ頑張らないとという繰り返しでした。ゼミ中に、ターゲット(患者さん)へのインタビューができないまま終わってしまったのが心残りですが、コミュニティを探したり、医療関係の人たちにたくさん話を聞けたのは良かったです。今後は自分の会社を作り、今育てているプロジェクトを実現していきたいです。

本ゼミ終了後にはTongali(名古屋大主幹)の「アイデアピッチコンテスト」、B-nest主催の「しずおかビジネスプランコンテスト」学生部門のどちらかへ全チームが応募し、グランプリ獲得にチャレンジする予定です。

メディア掲載

静岡新聞
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1282537.html

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